今から6、7年前になるだろうか。
就職してから初めて一眼レフカメラを購入したのと同時に、凶悪なカメラウイルスに感染してしまい、半年もたたないうちにあこがれの新しいカメラを、さらに広角、望遠レンズと買い足していった。
カメラの名前はコンタックスG2といい、残念ながらすでに手放してしまったが、写りに関していえば、僕が今まで手にしたカメラの中で最高のものだ。
すっかりG2に魅了されてしまった僕は、通勤鞄の中に無理やり突っ込んだりして、どこへ行くにも手放さないほどの入れ込みようだった。
そんなある日、職場でボーリング大会が開催されることになった。僕は当然のようにカメラマンに名乗りをあげ、G2片手に薄暗いボーリング場でシャッターを押し続けた。
翌日現像した写真を同僚に渡して以来、僕は本名でなくこう呼ばれるようになる。
そう、僕はピンぼけ。
(2008.11.1)
2年前にブログを始めた時に一番初めに書いたエントリーです。
この世の中で、自己紹介ほど苦手なものはないので替わりにこれを貼っておきます。
補足説明をしますと、コンタックスG2というカメラはレンズ交換式馬鹿チョンカメラとでも
いいましょうか。ファインダーを覗いてもピントが合ってるか確認することが出来ないという
欠点がありまして。。。いや、もちろん技術的な問題もあったんですけど。。。