12月18日午前8時。
平邑鎮という、山東省の真ん中辺りにある、辺鄙な農村に到着しました。
特に有名な観光地でもない、どこにでもある中国の普通の街。
なぜ、ここに?それは、本日のアースマラソン出発点だからです。
寛平さんが28日にヨットで青島から福岡に向け出発するのは、青島に住む
日本人であれば誰でも知っている事ですが、残念ながら僕は27日の飛行機で
一時帰国しなければならないのです。
かなり前から寛平さんが青島に来るのをずっと楽しみにしていただけに、
残念でなりませんでした。このままだと一生後悔しそうで。
そこで、今回思い切って寛平さんを応援すべく、平邑へと向かった訳です。
一口に応援に行くといっても、もちろん僕は寛平さんの友達とか知り合いではなく
単なる一ファンに過ぎませんので、今どこを走っているのかを掴む手掛かりは
アースマラソン公式ブログしかありません。
唯一の情報源、ブログの地図(グーグルマップ)を拡大して見ます。
マップで寛平さんの足跡を追うと、かならずしも幹線道路を走っている訳ではなく
地図にギリギリ乗るような小さな道も選んでいます。
確実に寛平さんに会うためには、スタート地点で出発を待つのがベストだと考えました。
17日は平邑鎮を10kmほど北に行った所にある仲村鎮という所でゴールしています。
そこがイコール18日のスタート地点となる訳です。
12月のブログで出発時間をチェックすると、トラブルが無ければ9時前には出発するようです。
9時に現地へ到着するために、当日は朝4時に青島を出発しました。
高速道路を降りて平邑までは一本道でしたが、その先の仲村へ行く道は結構複雑なようです。
道に迷ってしまった場合、スタートに間に合わない可能性があります。
幸いなことに、困っていると親切なタクシーの運転手さんが現れて途中まで先導してくれました。
そんなこんなで辿り着いたのがここ。
予想以上に殺風景なただの橋です。
間違っているのでは?と思い、近所の商店の人に聞き込みをかけると、電動バイク屋の
おっさんが、昨日の夕方怪しい一団がバスに乗るのを見たとの情報がありました。
若干不安でしたが、その言葉を信じて待つことにしました。
30分ほどした頃でしょうか、橋の袂に中国ではあまり見かけない銀色のプリウスが停車しました。
その後の事は、頭が真っ白ではっきりと覚えていないので公式ブログをご覧ください。
http://www.earth-marathon.com/2010/12/18/
と、ここまで散々偉そうに書きましたが、基本的に僕はタクシーの助手席に乗っているだけで
道探し等々、青島つばめタクシーの宮さんの協力なしでは出来ませんでした。謝謝。